新歌集刊行

新しい歌集『夢何有郷(むかいうきやう)』が出来ました。
とっつきにくい集名ですが、歌そのものは今までの歌集で一番読みやすいかと…。
出版社は角川書店、角川短歌叢書の一冊で第五歌集です。定価は税別2571円。
私の方へ直接ご申しつけ頂ければ消費税オフです。
また71円は煩わしいので2500円でいいです。
ISBNコードは 978-4-04-621759-2 です。

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帯の表の一首

麦秋の黄金(きん)の海原ひとはただ〈夢何有郷(むかいうきやう)〉のごとく遠しも

帯の裏の歌

WOWOW(ワウワウ)とWWW(ウエブ)あるとも足らふなき生もうひとつWが要る

われの背後の海見るごとく今もなほ〈原子心母〉の牛こちら向く 

青孔雀あをき光背なす羽根をひろげ聖なるごとし求愛

湿舌の遠ざかりゆく空のあを中年といふ季(とき)のおもたさ

城の濠たそがれ来つつ白鳥(はくてう)のしろき響きのごとき着水

入れ子人形(マトリョーシカ)だんだん小さくなる自我のさびしさ並ぶ店内にをり

死もて師はわれを磨かむ秋天の青こぼれたるごとき水の辺

なお十月十二日の読売朝刊の「四季」欄で長谷川櫂氏が本集から下記一首取り上げて下さいました。

弥勒像ゆびさきほのか頬(ほ)に触るる果てなき思惟の昼のしづけさ

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